パラリンピック参加の盲導犬

Hinto-potより転載

24時間のフライトでイスラエルから来日

 東京・国立競技場(新宿区)で24日夜、東京パラリンピック開会式が行われました。開会式の華でもある入場行進で脚光を浴びたのは、イスラエル選手団とともに入場した1匹の盲導犬です。

 Tokyo2020の英語版公式ツイッターは、「今夜、グッドボーイを見つけた」とメッセージを添えて、アスリートと一緒に入場する盲導犬の写真を投稿。しっかりとサポートする姿をとらえたその一枚には、「何てかわいい」「ベストフレンド」「この子にもぜひ、金メダルをあげたいな」など、多くの感想が寄せられ話題になりました。

 写真の中で盲導犬を携えているのは、ゴールボール女子イスラエル代表のガル・ハムラニ選手のようです。ハムラニ選手が出場するゴールボールとは、視覚障害者を対象にした球技。2つの鈴が入った音の鳴るボールを投げ合い、得点を競います。競技中は声援などが禁止されることから“静寂の中の格闘技”とも呼ばれ、迫力のある投げ合いやディフェンスが見どころです。

 ニュースサイト「ミドルイーストイン24」によると、先天性の視覚障害を持つハムラニ選手は、13歳からゴールボール女子イスラエル代表選手として活躍する天才アスリートです。これまでさまざまな大会でメダルを獲得してきました。

 そんなハムラニ選手を一番近くで、献身的にサポートしているのが、盲導犬の「ディラン」くんです。ハムラニ選手のインスタグラム投稿によると、24時間のフライトを経てともに日本へとやってきたようです。

 ハムラニ選手は26日20時30分からゴールボール女子グループCで、カナダと対戦予定。ハムラニ選手の活躍とともに、ディランくんのサポートにも注目です。


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NPO法人 補助犬とくしま

特定非営利活動法人(NPO法人)補助犬とくしまは、徳島県の身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の育成と普及啓発を促進する事業を行い、障がい者福祉の向上のための活動を行なっています。

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