盲導犬パピーとして徳島で1年を過ごし、その後神戸で穏やかな生涯を送ったロイス君が、5月11日、静かに旅立ちました。
ついこの間、桜の頃、元気そうに歩いていた画像をいただいていたのに、もう会えないという現実が信じられません。
4月18日頃から少しずつ食欲が落ち始め、やがて肝臓にできた大きな腫瘍が腹内で出血を引き起こし、それからはほとんど食べられない状態が続いていたそうです。それでも、無理だと思われたゴールデンウィーク、その後もご家族と一緒に過ごし、遠征から帰ってきた息子さんを待って、そっとその生涯を閉じました。
最期のときまで、家族を想う優しいロイス君でした。
旅立ちには、りんごやお気に入りのフード、クッキーと大好きだった鳴門金時が添えられました。
5月5日、六甲のカフェで、最後の3ショット
そして、
「ロイス君が大好きだった徳島の皆さんに、どうか感謝を伝えてください。」と、長年ロイス君を見守ってこられた伊藤さんから託された言葉です。
ロイス君、どうか安らかに——。
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