コロナ禍における補助犬ユーザーへの正しい対応は?

特定非営利活動法人日本補助犬情報センターのホームページより転載させていただきました。コロナ禍の対応についてご理解の程お願い申し上げます。


新型コロナウイルスの対策として、店舗などの施設を利用するときにはアルコール消毒や検温、ディスタンスを取ることが大切です。それでは、補助犬ユーザーさんと補助犬がお店にやってきたとき、正しい対応はどんな対応でしょうか。

 補助犬がウイルスを持っているかもしれないので、利用を断る?

 障害のある方は大変だから、特別扱いをして感染対策をしなくても受け入れる?

 サポートの上、できる範囲で感染対策を行ってもらい、通常通りに受け入れる?

正しい対応は、「サポートの上、できる範囲で感染対策を行ってもらい、通常通りに受け入れる」です。

コロナ禍において、とても残念なことに、ユーザーさんの中にはこれまで問題なく利用できていたはずのお店のはずなのに、「コロナのこともあるので、犬はちょっと…」と断られてしまう経験をした方もいるようです。

これまで犬から人にウイルスが感染したという報告はありません。また、補助犬たちはユーザーさんによって適切に衛生管理(毎日のブラッシングや定期的なシャンプーなど)をしています。補助犬とコロナウイルスのこと、正しく理解して、いつも通り、安心してユーザーさんと補助犬を受け入れてください。

 そして、コロナ禍だからと言って、ユーザーさんへの特別扱いは必要ありません。

例えば、盲導犬ユーザーさんは特に、レジの列に間隔をあけて並ぶことが難しい方がたくさんいらっしゃいます。そんな時にユーザーさんが希望しているのは、「順番を飛ばして優先的にレジを通してもらうこと」ではなくて「順番が来るまで、少し別の場所で待たせてもらうこと」です。これを「合理的配慮」といいます。

 皆さんがそれぞれに大変な時。ユーザーさんだけに限らず、社会でちょっと困っている人に、お店の人や周りの私たちが少し配慮をするだけで、いろいろな人にとって安心できる社会になっていくのではないでしょうか。

非常事態宣言下でも、ユーザーさんや日常生活に様々な困りごとを抱えた人も、生活のためにスーパーでお買い物をします。ぜひ、すべての方がも不安なくお店を利用できるように、皆さんも周りに目を配り、優しいサポートをしていただけると嬉しいです。

NPO法人 補助犬とくしま

特定非営利活動法人(NPO法人)補助犬とくしまは、徳島県の身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の育成と普及啓発を促進する事業を行い、障がい者福祉の向上のための活動を行なっています。

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