飲み込みが難しい方に優しい自販機があります。
老化や脳卒中などの病気のために、飲み込む力が弱くなったり、あやまって水分や食物が気管に入ったり、むせたりします。
中には、気管に水分などが入っても気づかずに、肺炎になってしまうこともあります。
その対策として「とろみ」を付けると、まとまりやすく、ゆっくり流れるようになるので、「誤嚥」を起こさないようにすることができます。
そこで、その「とろみ」をつけてくれる機能が自販機でできるようになったのです。
特別な飲み物ではなく、コーヒーや紅茶など全部のメニューにとろみをつけてくれます。すごいことですね。
種類を選ぶのに車椅子利用者や子供は高いところに手が届きません。
低い位置に希望の種類の番号を押すテンキーがついていて簡単に操作できます。
病院や介護施設などに設置してあります。
視覚障害者にとって自販機はロシアンルーレットです。
何が出るかわからずボタンを押すそうです。
必ず飲みたいものが飲めるわけではありません。
コイン投入口、おつり・返却レバー、コイン返却口、紙幣挿入口には点字を貼付けてありますが商品に点字がついていないのです。
自販機の前で困っている視覚障害の方がいたら声をかけてくださいね。
視覚障害の友人はよく利用する自販機を決めています。
いつもの缶コーヒーを買おうと、いつもの場所のボタンを押して購入。
缶を開けて飲んだら「おしるこ」だったそうです。
新商品がでたら並びが変わるとか。
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