徳島県立那賀高等学校の取り組みを応援
いつどこで起きるかわからない地震、津波、洪水、土砂災害などの災害
障害のある人にとって避難することが非常に困難な上、避難所に辿り着いても人一倍不便な生活が始まります。
補助犬同伴の避難は周囲の理解不足からトラブルが起きやすく、命は助かっても心に傷を受けるかもしれません。
だから「避難をあきらめる」「補助犬と一緒にその場に留まる」そんな声を多く聞きました。
そこで意識を変えていただくため避難訓練に参加しました。
すると「助けようとしてくれる人がいる限り補助犬と一緒に生きる」「救出者を災害に巻き込まれないために避難する」と気持ちが変わってきました。
それから先の避難生活は?
すっかり、抜け落ちていた「課題」を高校生が取り組んでくれていました。
画像:那賀高校ホームページより
自然豊かな山あいにある那賀高校は地域の防災拠点として様々な防災活動をされています。
そのひとつが「木工加工技術を生かして災害時に補助犬同伴で避難できるシェルターを製作し、補助犬への理解を促す」
この企画が「スーバーオンリーワンハイスクール事業」の実施校に選ばれました。
その新聞記事を見つけ激震が走りました。
これは徳島県だけでなく全国の盲導犬861頭、介助犬60頭、聴導犬63頭の補助犬とそのパートナーを救う画期的な企画なのです。
今回の補助犬に関する研修会は、木製シェルターを作製する森林クリエイト科、JRC部、家庭クラブなどの代表が参加してくださいました。
補助犬を理解するための深い質問内容に真剣さが伝わってきました。
シェルター作製だけでなく補助犬のベッドの素材は何がいいですか?まで聞いていただきました。
私たちは全国の補助犬使用者、補助犬関係者の方に呼びかけ、アイデアを出し合い那賀高校の取り組みを全力でサポートしたいと思います。
このブログをご覧いただいた皆様、一緒に避難生活をすることになるかもしれません。
その時の思いも聞かせていただければ参考になります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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