山橋衛二さんと盲導犬ヴァルデスの5回目の命日でした。
彼らは、歩行中にバックしてきたトラックに轢かれ命を落としました。
「バックします」の警告音が消されていたため、山橋さんは正面からトラックが来ていると思っていました。
危険を感じたヴァルデスが避けようとしたのに「なんで?」と躊躇したのでしょうか。
間に合いませんでした…
あの事故を受けて、徳島県はバックする警告音を鳴らす条例ができました。
全国的には視覚障害者の歩行について理解を深めていただけるきっかけとなり、ハイブリットカーの車両接近通報音の搭載が義務化となりました。
また、バックする警告音の義務化に向けて国際的な動きが出ています。
そして
「NPO法人 補助犬とくしま」設立は、山橋さんの夢でした。
徳島県内の盲導犬、聴導犬、介助犬ユーザーが手を携えて身体障害者補助犬の啓発、育成に取り組みたいと常々話していました。
私たちの活動を喜んでくれていると思います。
山橋さん、ヴァルデスいつも見守ってくれてありがとう。
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