ペット同伴搭乗で先行する海外航空会社✈️

ウサギはOK?不可?動物の種類や重さに制限も

産経新聞より転載

1月2日に起きた羽田空港での衝突事故を受け、日本航空がペットの客室内への同伴搭乗の検討を始めた。海外航空会社の一部はペットを客室に持ち込めるサービスで先行しており、利用者の関心は高い。ただ、ペットの種類や重量などで各社ごとに規程があり、事前に確認や予約が必要となる。行き先や経由する国・地域のルールによっても、機内持ち込みや貨物輸送が認められない場合がある。

【一覧で見る】国内航空会社のペットの取り扱い

韓国の大韓航空の広報担当者は「ペットのケージの大きさなど、たびたび問い合わせを受けている」と話す。ペット同伴搭乗は浸透しつつある。

各社はホームページにペットの客室への持ち込み条件を掲載。大韓航空は生後8週以上のイヌ、ネコ、鳥を機内に持ち込むことが可能だが、ペットとケージの重さは合計7キロ以下に制限される。

米ユナイテッド航空は客室への持ち込みをイヌとネコに限定している。ペットを入れるケージについて、前の座席下に収納できるサイズを指定。ペットが中で立ったり向きを変えたりできることを条件にしている。

ドイツのルフトハンザは、イヌとネコに限り、ケージを含めた重さを8キロ以下としている。

北欧のフィンエアーの場合、ネコ、イヌ、ウサギなどの小型ペットについて、ケージ含めた重さが8キロまでなら持ち込み可能という。

日本でペットの同伴搭乗に注目が集まるのは、年始の羽田空港での日航機事故で貨物室にペットが取り残されたのがきっかけだ。もっとも、米連邦航空局(FAA)の規定では、客室内に持ち込んだペットは手荷物と同様に扱われる。非常時には、ペットを含め手荷物を置いて脱出することが求められる。

大韓航空は「非常脱出時に同伴できるのは、盲導犬など障害者補助動物に限られる」(広報担当者)と説明している。(石川有紀)

NPO法人 補助犬とくしま

特定非営利活動法人(NPO法人)補助犬とくしまは、徳島県の身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の育成と普及啓発を促進する事業を行い、障がい者福祉の向上のための活動を行なっています。

0コメント

  • 1000 / 1000