わんこ読書会 小学生が犬に読み聞かせ 子どもの読書意欲を高めてもらうイベント【徳島】
子ども達の読書意欲を高めてもらおうと、小学生が犬に読み聞かせを行うイベントが14日、徳島市で開かれました。
(NPO法人補助犬とくしま 杉井ひとみ理事長)
「犬が持つ癒し、セラピー効果を生かしてその子その子に合った前向きになるような活動を展開していきたいと思うので」
14日、徳島県立図書館で開かれたイベント「わんこ読書会」。
子どもの読書意欲や自己肯定感を高めてもらおうと県立図書館などが開きました。
この日は小学生9人が集まり、自分で選んだ本を持ち込んで「読書犬」と呼ばれる人との接し方を身に付けた犬に読み聞かせを行いました。
(小学生)
「小学6年生になったころ、ゴンがあまりご飯を食べなくなった。 いつも飛びついてくるのに僕が呼んでも耳こっちに向けるくらい。 24歳の時にそのゴンは死んだ」
(本を読み終えた小学生)
「人に読むと感想を言ってくれるけど、わんちゃんだと言葉じゃなくて気持ちで表してくれるから」
(四国放送 佐々木聖夏記者)
「きょうのわんちゃんは、どんな言葉を伝えてくれたなと思いますか」
(本を読み終えた小学生)
「『読んでくれてありがとう』と伝えてくれたと思います」
(小学生)
「口を大きく開けました。そして、今まで生きていたうちで一番大きな声で吠えました『ウオー』」
(本を読み終えた小学生)
「失敗してもちゃんと聞いていてくれるので、失敗しても大丈夫なんだなと思いました。自信がついてもっと読みたくなりました」
(NPO法人補助犬とくしま 杉井ひとみ理事長)
「子どもたちが本を読んで失敗しても詰まっても、ワンちゃんたちは別に笑ったり、間違ってるよとかがないので、最後まで読めたっていうことが自信に繋がっていくかなあと思います」
読書犬活動は、人前で話すことや音読が苦手な子どもにも自信をつけてもらうことが期待されています。
1999年にアメリカで始まり現在、世界の多くの国で取り入れらていて、日本でも少しずつその活動が広がっています。
Yahooニュースにも取り上げられました✨
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